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2008/05/21     石古坪村と烏東山
日程の都合上、品茶会を途中で切り上げ石古坪村に向かいました。

石古坪のことがきちんと理解されていないようですので、かめきちが簡単ですが皆さんにご紹介します。









石古坪は少数民族シェ族の村です。







この方が村で一番の茶農です。名前は出せませんが知る人ぞ知る石古坪烏龍の作り手です。




石古坪は烏龍種ですので茶湯の表面にこのような白い産毛が浮かびます。もしこれが無かったらそれは石古坪烏龍ではありません。




茶葉の微妙な発酵の具合を詳しく説明してくれました。さすがに名人の言うことは深くてとても勉強になります。





シェ族の人たちはこのような出で立ちで茶摘みをします。
昔ながらのつくり方を今もずっと続けているのです。






名人の後方に見える一番高い山が大質山です。標高約1100メートルで最高の石古坪烏龍がとれる山ですが、茶園は山頂の向こう側にあります。

ここからは車で行けませんので歩いて1時間以上かかります。現地の茶農でこのくらい時間がかかるわけですからどれほど厳しいところかご想像できると思います。



この大質山は鳳凰山系の東端にあり、反対側の西端に烏東山があります。


石古坪と烏東山の土質は全く異なり、茶園の土を舐めると石古坪の土は甘く、烏東山の土は苦く感じます。だからと言ってどちらが良いというわけではありません。土質の特徴なのです。







次に烏東山に向かいました。






これらの地名は有名な烏東単叢がとれる場所です。
高山単叢を販売する場合はどこの茶園でつくられたものかを理解する必要があります。烏東山と言ってもたくさんの村や地名があり、場所によって風味が違うからです。

品茶会はそれを確認する意味もあります。烏東単叢を売っている店はそれがどの茶園のものかをきちんと説明できなければなりません。そうでなくては烏東単叢と言って売っても全く信用できないのです。






この道を上がって行ったところに字茅があります。字茅とは地名で、最高級の芝蘭香単叢と桂花香単叢がとれる場所です。字茅芝蘭香は茶葉の香りを聞くだけではっきりとわかります。






さらに山を登っていきます。





ようやく烏東村の入り口にたどり着きました。



ここから5分ほど登って行ったところに宋種があります。







これが宋種東方紅です。

東方紅の茶樹には何度か登ったことがありますが今回は時間がないので無理でした。茶樹に登った画像をお見せすればその大きさがよく分るのですが。


老叢(原木)の周りには后代が植えられています。

烏東山で老叢といえば自然交配で出来たものですので栽培したものとは違います。つまり原木という意味です。




ここから山頂に向けてぐるっとカーブを曲がったところに獅頭村があります。そこは最高級の黄枝香単叢がとれるところです。あと茶農に案内してもらわなければわかりませんが、道路を少し下ったところに樹齢約700年の宋種蜜香単叢の茶樹があります。画像は帰国してからご紹介します。



今年の目玉のひとつは、宋種蜜香単叢と並んで「十大銘香型」のひとつに数えられる「烏東老叢夜来香」です。夜来香単叢はいくらでもありますが、今年ようやく原木を手に入れることができました。素晴らしい風味ですので楽しみにお待ちください。原木ですので総量が2斤ほどしかありません。



これらの情報と画像は帰国してから詳しくご紹介する予定です。





明日は今年の武夷岩茶と大紅袍をご紹介します。大紅袍は去年から茶樹を守るために新芽を摘まなくなりましたので元気な新芽の画像をご紹介できるでしょう。


[comment(1)]
コメント
なんか…大陸な感じですね。
日本では見る事の出来ない風景なんでしょうね。
| Captain Soul | 2008/05/23 01:01 |
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